会長の”三行日記”

2017.06.14

ちょっと良い話134 No.2940

 魔法の言葉というちょっと良い話を県農業経営士の方が新聞に載せていました。一度だけの人生だから、魔法の言葉で楽しい人生を送りたいというお話です。

今日中にやらなければならない仕事がある時、焦れば焦るほど空回り、失敗もあり、けがの原因になる。こんな時、自分には魔法の言葉がある。「焦らず、急いで」。この言葉を繰り返していると自然と仕事が順調に進み、時間内に終わることができるのだ。

また仕事から帰ってきた時、満面の笑顔で「お帰りなさい~」と小さな自転車で遊んでいた孫から元気な声で迎えられた時、心地よい幸せを感じる。これらの言葉でどれだけ助けられただろう。まさしく自分にとって魔法の言葉だ。

また、逆に嫌な思いにさせることを言う人、傷つけたり、やる気を無くさせることを言ってくる人がいる。自分も今までに何度か言われたことがある。落ち込み、寝ても寝られないくらい辛いことで、忘れようとしても忘れられないことだ。

しかし、自分の中で答えを出した。「人生だからいろいろあるさ、こんな言い方しかできない人ってかわいそうだな」と気持ちを切り替えた。人に対して不愉快や、やる気を無くす言葉は言わない方が良いに決まっている、自分も気を付けないと「この人と同じ人間になってしまうぞ」。

もしかしてこの人って人生の師匠かもしれない、反面教師の。そう思えてきた。魔法の言葉とは、人を勇気づけ、元気にしたり、やる気を起こす心のこもった言葉なのだ。

他にも「ありがとう!」「お疲れさま!」「なんとかなるさ」「一緒に頑張ろう」。まだまだ魔法の言葉はたくさんある。一度だけの人生 魔法の言葉で楽しい人生を送りたいものだ。

言われているように自分一人では生きていけないものです。それならお互いのことを気遣い、相手の立場になって考えながら楽しく生きたいものです。筆者が言われているように、なぜこんな言葉をぶつけるのかと思った時、この人は反面教師なんだと思った方が楽かもしれませんね。