--------------------------------------------------------------------------------  ◆2003年 4月25日(金) NO.315 携帯電話のトラブル     携帯電話をめぐってのトラブルが相変わらず多いようです。   一昨日も山梨県で、電車内でその使用をめぐって32歳の女性と57歳の男性が、口論どころか   殴り合いになるという事件が起きています。おまけにこの結果、電車が15分間駅に止まり乗客約   300人が影響を受けたと聞きます。本当にいい迷惑ですね。   この話が凄いのは、ちょっと酔っぱらっていた男性が携帯を掛けていた女性に向かって「うるさい」   と言って頭を小突くまでは、よくあることですが、これに女性が反撃し、双方が平手打ちやけりを繰   り返したと言われていることです。口ばかりでなく、殴り合いの喧嘩でも、今どきの女性は負けては   いませんね。驚いたものです。   それにしても携帯電話のマナ-、もう少し何とかならないものでしょうか。電車に乗っても座席に座   って大きな声で電話している人も、相変わらずいますし、静かに話を聞かなければいけない、講演   や公式行事でも着メロ音や呼び出し音がうるさく鳴り響きます。   そう言っている自分ですが、運転中に掛かってきたりすると、ついそのまま運転しながら話し込ん   でしまいます。どうしても集中力に欠けるわけですから、くれぐれも気をつけなければいけません。   やはり私を含め、一人一人が心がけていかなければ、なかなか改善できるものではありません。   そして歩きながら携帯を掛けているのが日本人という、世界の中で変てこな代名詞を付けられぬ   よう、注意していきたいものです。 --------------------------------------------------------------------------------  ◆2003年 4月24日(木) NO.314 コ-ヒ-     コ-ヒ-について、こんなことが書かれていました。   コ-ヒ-を飲むとノルアドレナリンという分泌があり、脳の働きがアップされ、感覚・記憶・判断・感   情の働きを活発にするそうです。   また一日何杯も飲んだり、空腹時に飲むのは胃を悪くする原因になりますが、チ-ズなどをつまみ   ながら飲むと胃の保護になるそうです。   それから、おいしいコ-ヒ-を入れるのには、熱いお湯で3分以内に抽出しなければいけないと   しています。このコ-ヒ-がおいしく感じている時は問題ないのですが、苦味が気になったり、不快   に感じるときはストレスに要注意とのことです。   またコ-ヒ-が話題にあがったので、見掛けたこんな詩も紹介しときます。   冷めてしまったコ-ヒ-、もうどうにもならないだろうか。温め直しても取り戻せない。   そうだ、アイス(愛す)にしよう。   もう少し工夫すれば、きっときっとわかってくれるかもしれない、あの人。   冷めてしまった男女の愛情をコ-ヒ-に例えた一節でした。   でも私はコ-ヒ-より、やはりニッポンのお茶がいいですね。 --------------------------------------------------------------------------------  ◆2003年 4月23日(水) NO.313 いたましい事件から     愛知県でまた不幸な事件が起こってしまいました。39歳の会社役員が誘拐され、しかも早々に   殺害されていたという事件です。この事件で容疑者として逮捕されたのが、被害者と一緒に所属し   ていた青年会議所(JC)のメンバ-とのことです。その殺害動機などはまだ不明ですが、同じ仲間   に殺害されたとは、遺族にとってはさぞかし複雑な思いに駆られていることでしょう。   この青年会議所とは、いわゆる経営者の2代目や跡取りとなる、若き有能な人材が日々研鑽を積   みながら、少しでも良い会社に、そして良い経営者になろうとする団体だと思います。   従って私達とその目的は同じものと考えます。それがこんな思わぬことで、有名になってしまって   は他の多くの真面目にやっている仲間にとっては、いい迷惑でしょう。   殺害された役員にしたって、地元では実績のある建設会社で、その3代目候補者とも聞きます。   中に入ってもみない外部の人間が、とやかく言うことではないかもしれませんが、本来の目的から   外れ、遊び半分なスタンスで所属する、ほんの一握りの人間が引き起こしたことにせよ、こうした事   件があると、会そのものの活動を疑問視されるから怖いところです。   これを良い機会として、今の時代に合ったような、遊び要素を少し自粛して本来の経営者として必   要な研鑽を自社に置き換え、その活動の主軸にしていったらいかがでしょうか。   会社があればこそ、その活動が可能であり、全ては会社が原点なのです。 --------------------------------------------------------------------------------  ◆2003年 4月22日(火) NO.312 雨が多いこの季節     4月になってから週末になると、雨の多い日が続いています。今日は爽やかに晴れ上がりまし   たが、南の方に熱帯低気圧があって、今週もこれからどうやら崩れそうな気配です。私どもは出張   工事でこのところ毎週末出掛けて、関係ないものとなっていますが、いろいろと行楽を予定に入れ   ている方々が多いものと思われます。   やはり春爛漫のこの時期、暑くもなく寒くもない、素敵な季節ゆえに大いに楽しみたいものです。   ほとんどの地域ではすっかり葉桜となって、花見の楽しみは消えたわけですが、先週末は富士霊   園のサクラが満開で見頃だったそうです。それよりもサクラ前線が北上する、北国の春はこれから   なのですね。ところで先週末、総理大臣主催による花見会が新宿御苑で開かれるって、ラジオで   言っていましたが、今どき何でしょうか?サクラは散って、もうないと思われるのですが...   つかさどるもの同様、何かピントがずれているような気がします。 --------------------------------------------------------------------------------  ◆2003年 4月21日(月) NO.311 統一地方選挙より     このところ、5月連休工事の先行作業で、休日もなく出張作業が続いている為、一週間が本当   に短く感じています。でも忙しいことはとても有り難いわけで、これに感謝しなければなりません。   さて、昨日告示があり、統一地方選挙の第2弾である、市会議員選挙が始まりました。会社周辺で   も、入れ替わり立ち替わり、うるさいと思うくらい、候補者の名前を連呼する車が通り過ぎています   我が市の場合、定数34人のところへ44人が出馬しているわけですから、極端に言えば相手は   たったの1回でも、44台の車がやってくることになるわけです。   相手変われど、主変わらずで、いやはや大変な1週間になりそうです。   私の友人がメ-ルに書いていましたが、先日既に済んだ県会の選挙と、今度の市会をなぜ同時に   行えないのか、触れていました。確かに一緒にやってしまった方が経費削減にもなるし、私達の手   間も省けるわけです。市に問い合わせてみた結果、国の方針だから仕方がないとの返事があった   そうです。それから掲示板に貼ってある候補者のポスタ-って、私達の税金から作られているので   すね。ずいぶん無駄なお金が使われているような気がします。   先の県会議員の選挙にしたって、当選してしまえばもう全て自分の手柄です。選挙前のあの低姿   勢も、今はどこ吹く風のようで、礼の電話1本無い始末です。初めから期待しているわけではあり   ませんが、こんなところに気をつければ、他の候補者とは違う差別化ができるような気がしている   のですが...もっとも政治家はやはり私達庶民の感覚とは違うのでしょうか。   私はやはり、自分が座右の銘としている「稔るほど頭を垂れる稲穂かな」の言葉が好きですね。 --------------------------------------------------------------------------------  ◆2003年 4月18日(金) NO.310 同友会4月例会より     本年度のスタ-トでもある中小企業家同友会沼津支部4月例会に、名古屋からオネストン(株)   佐々木正喜社長を講師としてお招きいたしました。   同社長は愛知同友会の会長でもあり、中同協(中小企業家同友会全国協議会・・・本部組織)の   障害者問題委員長を務められ、いわゆる同友会活動と自社の経営との両輪を見事に駆使し、   活躍されている素晴らしい経営者です。   同社は金型部品製造卸の業種で創業以来30年余り、毎年増収増益を誇っており、その他社との   差別化をいろいろと紹介して頂きました。   まず、徹底した小口・短納期を貫いていることです。   平均受注数量は1~2個と言い、1人の作業者が全ての工程をこなすセル生産方式を導入し、   他品種少量生産のやり方で注文を原則として断らない顧客対応を心がけています。   次には女性の登用です。この業種の営業では始めから敬遠と言うか、むしろ考えてもいなかった   女性を図面が見れるところから手ほどき、全女性社員26,27名の内、6名が従事し、顧客への懐   へしっかりと飛び込む特性を発揮しているとのことです。   ある時、遅くまで残って働く女性社員に問い掛けたところ、自分の手掛けた仕事への評価として   「あんたのお陰で助かったよ」というお客さんからの言葉に感動し、自分をその気にさせているとの   返事があったそうです。   とにかく、経営方針にあまりこだわり、しばることのない、社員を認め任せてやっていく、同友会が   言っているところの”共育”を実践し、その成果を上げているとのことです。   最後に何よりも実践の大切さを強調されていました。   「人学びて行わざれば 人学ばざるに同じ」と、いくら学んでも実践してなんぼと、実践の繰り返し   がなければ意味がないと指摘しています。   社長自身、人から頼まれたことを断ったことがないと言われるくらい、いつも前向きな姿勢を全面   に貫いていますが、その風貌同様、泰然自若とした”おおらかさ”を端々に感じました。   その素養もありますが、やはり役が人を作っていくのですね。 --------------------------------------------------------------------------------  ◆2003年 4月17日(木) NO.309 思わぬPR効果     松井の第2号特大ホ-ムランで、フォ-クリフトなどで知られるコマツ(旧小松製作所)が恩恵を   受けてるという話です。   これは先日、松井選手がホ-ムランを放った際、ボ-ルが飛び込んだ3階席に大きくKOMATSU   の看板が掲げられていたからです。この会社は日本では知られていますが、現地ではなかなか   ポピュラ-ではなく、「コマツって何だ?」ということになったのです。   これによる、PR効果は一説には3億ないし4億円とも言われています。社の広報室の話では、   元々石川県出身の同社と松井選手の関係は深く、お父さんやお爺さんが勤めていたことからも   全面的に応援しているとのことです。今回、松井の大リ-グ入りでも、過去デ-タから調べ上げ   一番ホ-ムランが飛び込みやすい場所に、ここまで打ってくれという願いを込め、看板の設置を   依頼したそうです。やはり人には良くしておくものですね。それがどんな形で返ってくるか、分から   ないものです。 --------------------------------------------------------------------------------  ◆2003年 4月16日(水) NO.308 統一地方選のキ-ワ-ド     日曜日に投票が行われた、都道県知事選を含む統一地方選挙第1弾では、下記の3要素が   そのテ-マとして取り上げられました。   1つ目は脱政党、所属政党をはっきり明示しない方が票に繋がりやすいと言われています。   これって何かおかしいですね。それぞれ主義主張があるのに、どこの党の名前も出せないのは、   党の名前を出しても本人の利益に繋がらないってことになります。つまり既存の政党がどこも大し   たことをやっていないという証明です。こう思うと変に納得しました。   次はマニフェスト、こう聞くとずいぶん難しそうに思えますが、辞書で調べたら何ていうことはありま   せん。声明とか宣言です。つまり選挙前の公約のことです。なんでわざわざこんな難しい言葉を   使うのでしょうか。日本語で公約といった方が解りやすいのに...嫌な傾向ですね。   でも神奈川で新しく知事になられた松沢さんは、はっきり言っていました。4年間でこの公約を果た   せなかったら私の次はないと。潔く解りやすくて良いですね。その行動力に注目したいと思います   それから地方から国を変えるというキ-ワ-ドです。石原都知事なら解るのですが、あちこちで   この言葉が聞かれました。大丈夫でしょうか?でもよく眺めてみると、やはり流れがはっきり変わっ   ていて、昔のハコモノを作るだけの人は去り、岩手や鳥取など有能な人が増えているような気が   します。ところで三重県で辣腕を振るっていた北川前知事は2期で引退してしまったのですね。   私なりに注目していた人だけに惜しいような気がしています。でも「惜しまれて去る」という言葉が   あるように、いつまでも君臨しているのではなく、あっさりと引き際を綺麗にするのも大事なことなの   ですね。 --------------------------------------------------------------------------------  ◆2003年 4月15日(火) NO.307 挨拶も自己研鑽     最近では挨拶等人前でよく話をする機会があります。このことで自分なりに心がけていることが   1つあります。それは折角自分に与えられたよい機会ですから、ただおざなりにその時間を過ごす   のではなく、前向きに受け取り、自己研鑽の場にしたいということです。具体的には人前でうまく話   すとか、格好良く喋るということではなく、自分の考えやその話す対象の方々に伝えたいことを   必ず1つか2つ入れて話をすることです。   もちろん、文章にも起承転結があるわけですから、話すのにも簡単な流れがあります。でも文章の   ように結論を先延ばしすると、聞く側の方が解りにくくなるものです。従って話をするときは、できる   限り要点を先に述べることが必要になってきます。   そんなことを言っても、なかなか話をするということは難しいものです。入り方を間違えてしまったり   伝えたいことをうまく表現できなかったり、抜いてしまうことがあります。   でもそれがあるからこそ、人間らしいと言えるのではないでしょうか。こうして挨拶1つをとっても   何か自分に課題を入れると入れないでは、この先必ず違いが出てくるものです。   その課題をうまく果たすことができなかった時は、次回の宿題にすればよいし、うまく伝えることが   できたら、誰かが言っていたように、自分で自分を褒めてやればよいでしょう。   誰もが最初からうまくできることなど、ないものです。「ロ-マは1日にしてならず」 --------------------------------------------------------------------------------  ◆2003年 4月14日(月) NO.306 中小企業が元気でなくては     先週、金曜日は朝5時に会社を出発し、千葉・船橋まで、そして昨日の日曜日は6時半に出発し   小田原へ、共にそれぞれ工事で出張でした。   少しでも差別化をと、頑張っている社員の願いが通じ、ゴ-ルデンウィ-クを前にして少し仕事が   忙しく廻っています。有り難いことです。やはり仕事は忙しくならないことには始まりません。   平日の金曜日など、少し出掛ける時間が遅くなると、現地での仕事以前に東京都内を抜けるのが   大変です。この日は幸いに通過も特にトラブルがなく、7時には現地入りできたほどです。   良い仕事をするには全ての面で、余裕を持って臨まなければいけません。そして自社の特徴を   しっかり見極めた対応を心がけていくことが大切だと考えます。こうしたことを踏まえ、率先して   仕事に取り組んでもらっている、社員の皆さんに改めて感謝しています。   昨日、折しも圧倒的な人気で再選を果たした、石原慎太郎東京都知事が日本を変えていくには   まず東京が良い見本をと、過激にやっていく旨話をされていました。私達中小企業の支援の面で   も、都そのものが民間の力を借りながら、新たに金融機関を作り出していくような構想も語られて   いました。行動力のある都知事に大いに期待したいものです。   日曜日の出張後、会社に戻ってきたのはちょうど午後7時頃、投票の締め切りが1時間延びてくれ   たお陰で、しっかりと投票にも行ってきました。それも作業着で、「私達は皆さんの休まれている時   にも、しっかりと仕事をしているのです」というプライドを持ちながら。元気なことが何よりです。 --------------------------------------------------------------------------------  ◆2003年 4月11日(金) NO.305 イワシの効用     魚のイワシは頭脳力向上に役立つと雑誌に載っていました。   今でもそうかもしれませんが、かつて平安時代、イワシは庶民の食べ物であり、上流社会ではイワ   シが「いやし」に通じるといって嫌われていたそうです。でも源氏物語の作者で有名な紫式部は   大のイワシ好きだったと伝えられています。   ある日、夫が出掛けた隙にチャンスとばかり、イワシを焼きその味を楽しんでいたところ、突然夫が   帰宅しました。「かようにいやしい魚を口にするとは何事か」と詰め寄られても、少しもさわがず   式部はこう答えたそうです。   日の元に  はやらせ給う  いわしみず                まいらぬ人は   あらじとぞ思うふ   (日本一と評判の高い、石清水八幡宮にお参りしない人はいないように、こんなにおいしい魚を   食べない人もいませんよ)   「イワシ水」に「イワシ」をひっかけ、夫に逆襲したと言われるくらい、イワシの美味が取り上げられ   ています。私も大好きな魚の一つで、特に新鮮なカタクチイワシなどの生を食したら、他に匹敵す   るものがないと思っているくらいです。このイワシに含まれているドコサヘキサエン酸が、記憶力を   向上させる成分として注目されているとのことです。   でも私などは今からあわてて食しても手遅れですね。 --------------------------------------------------------------------------------  ◆2003年 4月10日(木) NO.304 コンコルドの運行中止     一時期、一世を風靡した超音速旅客機「コンコルド」が、今年の10月で運航中止と聞きました。   イギリスとフランスの共同開発で生まれ、音速の2倍以上のスピ-ドで飛ぶコンコルドは、マッハの   怪鳥と呼ばれ、アメリカ-イギリス・フランス間をたったの3時間で結んでいました。   3年前の墜落事故による保障や、何しろ音速以上のスピ-ドのため機体の傷みが激しく整備費が   大変なことから、採算が取りにくく、この決断に至ったとのことです。   速いばかりが良いのではないのですね。面白いもので運行中止と聞いた途端、10月までの予約   客が殺到しているそうです。無くなるものへの哀愁が生まれるにしろ、人間って現金なものです。   とうとう一度も乗れそうもありませんが、想像しただけでその乗り心地はそんなに良いものとは思え   ないことから、庶民が無理して乗るものでもないですね。ちょっと負け惜しみに聞こえますか?   でもこれからの人達にとっては、「コンコルド」と言う名前がパチンコ屋さんしか、思い浮かばなくな   るのも、ちょっと寂しい話です。 --------------------------------------------------------------------------------  ◆2003年 4月 9日(水) NO.303 頑張れ大リ-ガ-松井その2     松井選手がやってくれました。本拠地であるニュ-ヨ-クに戻り、ヤンキ-ススタジアムの初戦   で見事、満塁ホ-ムランです。開幕後6試合連続安打が続いていたのですが、待望の1発がやっ   と出ました。それもこのような超ど派手な、ニュ-ヨ-クに鮮烈なデビュ-です。さすがに日本を   代表するバッタ-だけのことはあります。ここで思ったのが、大選手というのは実力だけでなく、   こうした運命的なものも兼ね備えているということです。   スタンディングオベ-ションで観客が総立ちになり、ベンチに戻った松井選手が再度スタンドに向   かって、ヘルメットをとって応える姿は、見ていても鳥肌が立つような、感動的な場面でした。   心配していたスタ-トでのつまずきも幸いにありませんでした。このヤンキ-スのピンストライブの   ユニフォ-ムは、ある種独特のあこがれとプレッシャ-を兼ね備えていると言われています。   昨年、アスレチックスから鳴り物入りで入団した、現在3番を打つジェイソン・ジアンビ-も開幕から   なかなか結果が出ず、ニュ-ヨ-クのファンからブ-イングを浴びながら、5月中旬になって逆転   満塁サヨナラホ-ムランを打ってやっと復活を果たしたくらいです。   その意味からしても、良いスタ-トを切ったと思います。実力通りの力を思う存分発揮して、海を越   えて応援している日本の多くのファンの為にも、その期待に応えてもらいたいものです。   頑張れ、松井!低迷するニッポン再生の起爆剤になるかもしれません。 --------------------------------------------------------------------------------  ◆2003年 4月 8日(火) NO.302 銀行     保険を扱っている友人から、はがきコラムを頂いたので、ちょっとご紹介致します。   銀行はなぜ金行ではないのかという内容です。確かに本位貨幣を銀ではなく金を単位としたもの    に読み替える、金本位制が一般的であるから、金行と呼んでもよいような気がします。   答は欧米からBANKの言葉が入ってきた当時、中国では清の時代だったのですが、主要取引通   貨が銀だったことによるからです。また日本でも明治4年から30年にかけて、銀本位制がとられて   いたことにより、明治政府が清での翻訳(BANK=銀行)をそのまま借用したと言われています。   こんなこと1つをとっても、日本は大陸からの文化移入なしには成り立っていなかったことが改めて   知らされます。でもコラムにも書かれていましたが、もし今の時代だったら、全て欧米依存になって   いることから、銀行などとは訳さず、バンクそのものになったことでしょう。   金という言葉は金字塔とか金冠といったきらびやかで明るい感じがしますが、そう言われてみれば   銀にはニヒルなイメ-ジも感じますね。いぶし銀と聞くと、くすんだ渋さのような不透明なものを感じ   ます。くれぐれも我らの地方を代表する銀行は、一部大手都市銀行に見られるような、貸し渋りと   か貸し剥がしとは無縁のものでいて欲しいものです。 --------------------------------------------------------------------------------  ◆2003年 4月 7日(月) NO.301 総会のシ-ズン     先週の末、私の関連する、いろいろな団体のトップを切り、中小企業家同友会沼津支部の15   年度定時総会が沼津東急ホテルで行われました。3年間務めあげてくれた支部長がここで新たに   バトンタッチされたのです。この時期、まさに総会シ-ズンで私が関連しているだけでも、金融機関   支部同友会、単位PTA、市連合PTA、野球部OB会、教育振興会等々、ちょっと数えただけでも   それなりの数になります。このように多くなってくると、正直、本音で語らせて頂ければ、休日は   ともかくとして、できれば昼間の時間帯を避けていただき、勤務が終わる夕方や夜などに開催して   欲しいものです。でもPTAなどは先生方のご都合もあり、なかなか折り合いがうまくつかないもの   です。   この総会に先駆けて、例年恒例となっている中小企業家同友会東部合同入社式が同日の午前中   千本プラザで行われました。今年はこの厳しい経済情勢を反映してか、参加新入社員も10名と   ずいぶん少なくなっていましたが、毎回新たなる感動を引き起こして頂けます。   中小企業が自社ではなかなか設営できない入社式を、何社か合同で開催できたらということで   始まったこの合同入社式ですが、千本プラザという会場も素晴らしく効果的だったことから、出席し   た新入社員のみならず、参加者それぞれにインパクトのある、新鮮な感動をもたらしたものと思い   ます。中小企業でも「やればできる」という、良いお手本です。 --------------------------------------------------------------------------------  ◆2003年 4月 4日(金) NO.300 快眠のこつ     いよいよカキコミし続けて300回、我ながらよく続いているものです。   さて「春眠暁を覚えず」などと言われ、この時期いくら眠っても寝足りないという人が多いようです。   新聞に快眠のこつというのが載っていましたので紹介いたします。   ◎ 起床時間を一定に、休日も寝坊は2時間以内   ◎ 朝起きたら日の光を浴び、日中も極力日光浴し、活動的に過ごす   ◎ 就寝前は室内の光を落とし、リラックスし、脳を刺激するパソコン、テレビに熱中しない   ◎ 合った寝具を選び、寝室内の不快な音や光を防ぐ   ◎ 就寝前は重い食事やカフェイン飲料を取らない   ◎ 眠りを浅くする寝酒・深酒は避ける   確かになるほどと思わせられる事項があります。お酒を飲み過ぎたときなど、一見熟睡できるよう   な気がしますが、夜中に起きたり、異常に朝早く目覚めたりするのがこれに当たるのでしょう。   私は昔から特技のようなものがあって、眠りたいと思ったら、いつでも何処でもそれが可能です。   そして嫌なことがあったりすると、眠れないという人が多いようですが、私はその逆で嫌なことが   あると早く寝て忘れてしまおうとするタイプです。   ですから眠りに関しては悩みが全くというほどありませんが、昔から言われている「悪い奴ほどよく   眠る」という言葉もありますので、威張ることもできません。   とにかく、人生はたった1回です。明るく楽しく毎日を過ごしていきたいものです。 --------------------------------------------------------------------------------  ◆2003年 4月 3日(木) NO.299 1円カレ-     4月1日のエイプリ-ル・フ-ルの日に、まさしく本当の話ですが、成田空港近くのホテルで1円   カレ-の提供があったそうです。これはオ-プン1周年を記念して、旅行客だけではやっていけな   い、ホテル側の客集めの戦略として行ったものです。   やはり1円と聞けば、近隣のさいたまや横浜辺りからも、多くの子供連れの家族などが押し寄せ   長い行列を作ったとのことです。   お米1トン、牛肉500キロを使い2000食用意されたと言われ、通常は1800円する、このカレ-   果たしてここまでやったホテルの投資効果はその後出るのでしょうか。 --------------------------------------------------------------------------------  ◆2003年 4月 2日(水) NO.298 花見     先週の日曜日、同級生が集まり市内の公園で花見会を行いました。サクラはほぼ満開に近い   8分咲きと言ったところでしょうか。昨年に引き続き、花見は2回目になりますが、前回のように   用意したご馳走が強風のため砂でジャリジャリになることもなく、まずまずのコンディションでは   なかったかと思います。私も午前中、ソフトボ-ルの試合があったため、ユニフォ-ムのままの格   好で駆けつけ、体を動かしてきた後だけにずいぶんとお酒がおいしく飲めました。   同級生も年を食ってきたのでしょうか。この花見の前には、昨年秋行われたお月見、そしてこの後   も夏に行くかどうかは分からない?志賀高原への旅、また秋の月見、そして牡蠣鍋パ-ティなど   集まる行事が盛り沢山です。年を食うと人恋しくなるとも言われています。でも”仲良きことは美しき   かな”ですね。誰かのこのレポ-トに書かれていたように、イラク戦争もなく、日頃の厳しい仕事を   取り巻く環境も忘れて花見に現(うつつ)を抜かすことができるのは、ノ-天気でやはり幸せなんで   しょうね。   今度のお休みに計画をされている方のために、サクラがこのまま散ることなく、あとしばらく保って   くれることを祈ります。 --------------------------------------------------------------------------------  ◆2003年 4月 1日(火) NO.297 アメリカだけになぜ許される?     イラク戦争が始まってもう2週間が経とうとしています。先日の新聞に軍医との紹介になって   いましたが、アメリカ兵が戦場で負傷したイラクの子供を抱きかかえている写真が掲載されていま   した。それも堂々と1面にです。   この写真を眺めて、とても複雑な思いに駆られました。なぜかと言いますと、ただ素直にこの戦争   からの悲惨さが伝わって来ないからです。確かに負傷したイラクの少女は気の毒に思いますが、   それ以上に、こうしたメディアまでしっかりコントロ-ルしたアメリカの思惑が感じられるからです。   確かにフセインは何をするか分からない危険な存在ですが、アメリカが言っている大量破壊兵器   の撤廃という名目も、今回のアメリカが攻撃しているその兵器を見ると、なぜイラクに許されないも   のがアメリカには許されるのだろうかと大きな疑問を持ちます。   そして誤爆などと弁明をしているものの、民間人の多くが犠牲になっているのが現状です。   私はフセイン打倒に名を借りた、アメリカのご都合主義による侵略戦争である気がして仕方があり   ません。戦争から学ぶことはただ1つ、平和の有り難さだけです。   折しも今日はエイプリ-ル・フ-ル、戦争は冗談だったよと言ってもらいたいものです。    --------------------------------------------------------------------------------