株式会社 アイソー




2005年04月の日記

アッパレ!古田選手

[2005年04月27日(水曜日)|No.777]

 古田選手が2000本安打を見事、達成しました。この古田選手を嫌いと言う人は、なかなか、いないのではないでしょうか。誰もが待ち望んだ、本当に嬉しいことです。
 
大卒のあと、ノンプロ経験後のプロ野球選手としては、初めての偉業です。
また何かと辛いキャッチャ−をやりながらの、16年間で2000本、見事なものです。ご存知の通り昨年プロ野球が揺れ動いたとき、選手会長として、またグランドでも、昼・夜を問わず活躍したことは、未だ記憶に新しいことと思われます。いわばプロ野球を救った功労者と言っても、過言ではないでしょう。
 
本拠地・神宮球場では達成できず、ベ−スボ−ルを野球と初めて名付けた、何かと野球に造詣の深い地・松山で達成したのも、因縁があるのでしょう。この日は敵陣の3塁側、カ−プファンからも熱い声援が飛んだと言われています。これがこの人の愛すべき人間性でしょう。
もう1つ、嬉しくなる話があります。達成し、本人に渡された記念ボ−ルを、惜しげもなくファンの待つライトスタンドに投げ入れたことです。この達成者は32人目とも言われていますが、おそらく過去にはない初めてのことでしょう。ファンをこよなく愛し、大切にする古田選手ならでの演出です。
 
この古田選手、立命館大を卒業するとき、間違いなくドラフトに指名されると思っていたのが、全く予想外の指名なし。メガネをかけたキャッチャ−は大成しないとの偏見に潰されたようなものです。
この時、絶対俺はプロ野球に入ってやろうと、自分自身に誓ったそうです。その口惜しい思いが生来の闘争心に火をつけ、様々な常識や先入観を打ち破ってきたのでしょう。以後、恩師の野村監督に次ぎ、捕手としては2人目の首位打者にもなっています。本人が冗談半分で、「今度生まれ変わってもプロ野球選手にはなりたいが、捕手だけはやりたくない」と言っているのも、この激務ならではのことからでしょう。
 
また2000本打ったら引退し、次は監督などと、一部では囁かれていますが、まだまだその勇姿をグランドでみていたいものです。何よりもファンを大切にし、ファンからも応援したくなる選手は、今のプロ野球にとって絶対必要な存在です。
 
明日28日より5月5日までの期間、連休工事とゴ−ルデンウィ−ク休暇のため、このカキコミを休ませて頂きます。


痛ましい電車事故

[2005年04月26日(火曜日)|No.776]

 痛ましい電車事故が起こってしまいました。当初、出張で平塚に向かう途中、車内のラジオでこの事故を知り死者は3人ぐらいなどと聞きましたが、一晩経ってみればその数は70人にまで上っています。大惨事となってしまいました。亡くなられた方々のご冥福を慎んでお祈り申し上げます
 
ちょうど乗り合わせていて、運が悪かったと言ってしまえばそれまでですが、悲劇の起こる巡り合わせの運・不運のようなものを感じます。いつもは乗っていないのに、たまたま居合わせたとか、また逆にいつもはそのはずなのに、この日に限って乗っていなかったとか、人生の悲喜こもごもがそこには存在しています。
 
はっきりした原因はまだ不明です。巷では前の駅でオ−バ−ランした分、電車が遅れ、それを取り戻そうとスピ−ドを上げていたとか、運転手がその経歴が浅くて若いとか、いろいろなことが憶測で囁かれています。これも過熱するマスコミがどうしても先走りする、いつものことです。
でもJR当局から発表された、「線路に捨て石があった可能性がある」ということはいかがなものでしょう。事の詳細を確認できない現段階では、ちょっと時期尚早のような気がします。
 
言いたい気持ちはよく解ります。でも今の段階でそれを言ったら、何か原因を余所に転嫁しているようにも聞こえます。それは被害者の家族にしてみれば、いたたまれないことでしょう。
まずは被害者にその落ち度を100%素直に認め、全面的謝罪を誠心誠意尽くすことにあるのではないでしょうか。とにかく言い訳がましいことは後回しにした方がベタ−です。
それでなくては事故に巻き込まれた方々の気持ちは、とても収まるものではありません


旅立ちの日

[2005年04月25日(月曜日)|No.775]

 真っ青な海に浮かぶエアタ−ミナル、これに繋がる3.6km以上もの白い連絡橋、この素敵なエントランスを抜けると、そこがお目当ての関西空港でした。
 
日曜日、夜中の3時半頃こちらを出発し、娘の住む大阪の下宿に立ち寄り、荷物共々この娘を乗せ、10時集合との空港に向かったのです。この日はオ−ストラリアに留学する、上の娘の旅立ちの日でした。私はこの空港、確か以前ベトナムに向かうとき、1度来たはずだったのですが、どうしてもそのアクセスが思い出しません。なぜかとよく考えていたら、羽田から飛行機での乗り継ぎだったからです。車でのアクセスがこんなに素敵だとは思いませんでした。
 
さて、小さな胸に期待と希望を膨らませた、この娘ですが、車での5時間半余りの長旅の割にはあっけない別れでした。同じ大学の10名余りのたぶん、同様な仲間でしょう。この人達と共に集合して直ちに搭乗手続き、そして説明会等が終わって間もなく、搭乗ゲ−トを潜ってしまったからです
船や列車の一種独特な趣(おもむき)とは異なり、簡単なものです。
 
でも出発(たびだち)に妙なジメジメしたものは禁物です。ですから、これでよかったかもしれません
留学とは言っても、たかだか1年弱、そんなに大層なものではありませんが、少しでも日本を離れて感ずるところや得るものはあるはずです。本人の夢の実現に向けて、少しでもこの機会を活かせていってくれたらと願います。ホ−ムステイ先のカレンという奥様から、彼女の誕生日に向け、嬉しいバ−スデイの祝福メ−ルも頂いたとも聞きます。ですからこの地が日本とは地球の反対側と言えども、少しも心配することはありません。幸せな娘です。


国民レベルの違い

[2005年04月22日(金曜日)|No.774]

 中国人である、東海大学の葉教授がテレビでこんなことを言われていました。
 
繰り返される中国の反日デモや抗議行動を見ていて、口惜しくない日本人はいないはずです。
その立場が反対であれば、中国にある日本大使館や領事館は、ことごとく暴動の対象となるでしょう。一部、中国大使館に不審なものが送られたといったことがあるにせよ、それが日本では報復の暴動には繋がりません。それが共産党一党支配の国、中国にはない、誇りの持てる良識の国、日本なのです。
 
この言葉を聞いて嬉しくなりましたね。自国の狭い了見だけで物事をはかることなく、国境を越えて識見のある人は少なからずいるものだと感じました。討論の中で、確かに中国自身のいろいろな問題からの不満が、形を変えて表面化していることも伝えられていました。でも反日デモの参加者ほとんどが25歳以下の若者ということからも、過去の歴史を精算するのに相応しい機会でもあるように思えます。
 
過去の愚行は素直に謝り、いつまでも引きずらないけじめが必要です。首相の曖昧模糊とした姿勢ではなく、毅然とした態度できっちりと話し合いを持ってもらいたいものです。その前提として必要なのは、一部囁かれている憲法改正などの攻撃的姿勢でなく、あくまでも世界に誇れる、戦争を放棄した平和の国、ニッポンを貫いていくことだと考えます。
アメリカの「リメンバ−、パ−ルハ−バ−」といった姿勢ではなく、我が日本の多くの人達が強く願う「ノ−、モア、ヒロシマ」です。その姿勢の違いは大きく、それが世界の良識です。


強者(つわもの)どもの夢の跡

[2005年04月21日(木曜日)|No.773]

 もう終わってしまったのでしょうが、花見もいいのですが、あとのゴミの始末、何とかならないのでしょうか。こんな記事が載っていました。
 
大勢の花見客でにぎわう伊勢市の宮川堤公園。桜を愛でながら、お弁当を広げたり、酒を酌み交わしたり−。そんな華やかな宴(うたげ)の跡に残るのは、ごみの山、山、山。バーベキューに使ったドラム缶などをそのまま放置していく“不届き者”も。そろそろ散り始めた桜の下で、「ごみの持ち帰りに協力を」と訴える張り紙がむなしい。
 
公園内に設けられた「ごみステーション」には、土・日の2日間で、伊勢市の約600世帯の2日分に相当する3.7tものゴミで溢れかえったそうです。一番困るのはその分別でしょう。可燃の箱の中に空き缶も多く混じっていると言います。
こうした結果、市当局からは来年はゴミ箱を置かない、といった案も出ていると言います。
これも本末転倒な話ですが、こうしたことにもなりかねません。最近、公共のスペ−スに出掛けるとなぜだかこのゴミ箱が見つかりません。このようなことが影響しているからでしょうか。
 
とにかく、自分達が楽しんだ後始末くらい、しっかりしていきたいものです。桜の名所が転じてゴミの山となるのも、誰しも望まぬことです。俺一人くらいではなく、せめて私だけでもといった意識に変わっていかなければ少しも改善できません。子々孫々まで、住みよい綺麗なニッポンを残していくのには、やはり一人ひとりのまともな意識の積み重ねではないでしょうか。


さくらさんの初優勝

[2005年04月20日(水曜日)|No.772]

 先週の女子ゴルフで横峯さくらさんが悲願の初優勝を遂げました。ご存知、父親との二人三脚で今売り出し中の人気プレイヤ−です。
 
二人の掛け合いを眺めていると、いつも和やかでまるで漫談のようです。飛距離が出ることから、藍ちゃんのライバルとして、かねてから有望視されていたサクラちゃんですが、やっと頭角を現し始めたと言えるでしょう。
 
この親子、ラウンド中結構、口げんかなどしてもめているようですが、なかなか面白い存在です。
「プロゴルフはもうかるぞ。ほらっ」。と言われて始めてから、ずっとそのユニ−クな関係が今日まで続いています。父の良郎さんが「優勝したらオレのおかげだと言え。絶対に言えよ」と言って始まった最終ラウンド、「男みたいに外国人ばかりに優勝させたら駄目だぞ」と、途中ボギ−が出て追う展開に変わった時も、強烈なゲキを飛ばして奮起を促したそうです。またプレッシャ−がかかり始めた終盤、「外してプレーオフにして、もう1回、ギャラリー楽しませるか」とリラックスさせることも忘れません。まさにお互いを知り尽くした、父と子ならではのやりとりです。
 
この父親の良郎さんの談話が痛快でした。「日本ほど子供がぜいたくし、親が苦労する国はない。
今の子供は過保護。金銭感覚を身に着けさせねば」こう言って、昔、練習を夜遅く終えた娘に、家業の居酒屋を手伝わしたとのことです。ですから、さくらさんは”もったいない”という感覚をしっかり身につけているそうです。また「貧乏を経験したおれたちの世代には、今の子供のことは分からない」でも「腫れ物に触れるような扱いをせず、厳しく、妥協しない態度で挑むことが大切」と語っています。
 
父親はこうでなくてはいけないのではないでしょうか。厳しさの中にそっと優しさを潜ませているからこそ、軽口をたたいているように見えて、反面その心の奥ではしっかりと繋がった、強い信頼関係が築かれるものと思います。


低落の巨人ブランド

[2005年04月19日(火曜日)|No.771]

 地に落ちた巨人ブランドという記事を読みました。今シ−ズン、プロ野球改革元年と銘打っているものの、球界の盟主・巨人については、テレビ視聴率の低落傾向に歯止めがかからないと言われています。また観客動員でも、横浜−巨人戦など1試合平均14000人余りと言われ、かつての巨人ブランドだけでスタンドをいっぱいにするのはもう難しいとの指摘です。
 
私も今シ−ズン、テレビで何試合か観ましたが、もう巨人ファンにとってはハラハラ、ドキドキの試合が続いているような気がします。巨人ファンに統計をとったところ、意外にもそのファン気質は序盤戦から大量リ−ドし、豪快な勝利を望んでいるようです。そこでのキ−ワ−ドはどうやら安心ということになるかもしれません。従って現在のように、少しリ−ドしていても、中盤から後半、中継ぎや抑えの投手が崩れ、試合を振り出しに戻してしまうのでは、イライラが一層募ってしまうのでしょう。
 
確実に一時代の王・長嶋人気に支えられていたプロ野球とは変わってきています。その人気にあぐらをかくだけで、画期的な手法を何も採り入れないでいれば、このようにファンはどんどん遠ざかります。一方でパリ−グ・ロッテ球団はその成績同様、きめ細かなサ−ビスで観客動員に成果を上げていると言われています。それはまさに私達、会社と同じく、旧態依然としていればいつの日か淘汰されてしまうことと、何も変わらないのではないでしょうか。フロント等、盟主・巨人に奢りを捨て、球界のリ−ダ−として私利私欲でなく、球界全体を考えた共存共栄の姿勢を望みます。


TOPの姿勢

[2005年04月18日(月曜日)|No.770]

 サクラはもうすっかり葉桜となり、本当に花の命は短いというのが実感です。でもこれからは萌える新緑の季節の到来です。初夏までしばらくは爽やかな時期が続くので、楽しみです。
 
さて内憂外患の小泉首相が作った、新しい総理公邸が不評です。ちょっとテレビで眺めただけですが、茶室まで兼ね備え、贅沢三昧と聞きます。海外からの来賓向けの接待用と言っていましたが果たしてそこまでの必要があるのでしょうか。この総理公邸でなくても、いくらでも他にお連れする同様な場所はあるようなものだと思います。
 
要は指導者やこうした為政者の姿勢が大事だとつくづく感じています。時は折しも郵政民営化で自民党内は醜い政争が続いています。私達国民からは、こうしたことが繰り返される度に、国の政治とはどんどん遊離化し、直接の関心は薄らいでいきます。普段は全く目もくれない、過疎の郵便局の問題なんかを取り上げ、民営化反対の理由に並べていますが、単なる道具に使われているこの対象もいい迷惑でしょう。話を戻します。このように小泉憎しだけで躍起となっている、これら政治家は問題外でお話になりませんが、小泉さんも郵政民営化で大きく捉えているのが、財政再建の問題です。一方では大義名分にこれを掲げ、小さな問題かもしれませんが自分の足下では出る金も惜しまず、贅を尽くしているのではちょっとおかしいのではないでしょうか。
 
社員が見てないようでしっかりと社長の行動を観察しているように、国民はしっかりと総理の動向を眺めているものです。「率先垂範」「看脚下」トップたるもの、自分の足下をいつもしっかりと見つめていなければなりません。


企業の若返り

[2005年04月15日(金曜日)|No.769]

 今朝の新聞にも載っていましたが、企業30年説というものがあります。企業は30年ぐらいの周期で、必ず変革を求められているもので、またそれなしには存続できないといったものです。
 
大企業でもそうした危機感からか、トップの若返り人事が目につきます。全国の地方銀行でもトップの位置を占める静岡銀行に52歳の頭取が誕生しました。また副頭取の二人も同世代と言います。一方、稲盛和夫さんが率いる京セラでも、ここで55歳の社長が就任します。大胆な手法で売上高を飛躍的に向上させた功績によるとのことです。
 
また天下の三洋電機が会長に元NHKアナウンサ−で、ジャ−ナリストの野中ともよさんを就任させたと聞きます。就任時、「上司の顔色をうかがうヒラメでなく、上司に嫌がれるオコゼにならないと良いアイデアは生まれない」と、社員に注文をつけたそうです。私もこの方の講演を2年ぐらい前にPTAの全国大会でうかがったことがあります。正直、何を言ってるのか、よく解らなかったところもありますが、社内に活を入れるショック療法のようなものだと思っています。
 
とてもそうした大企業とは比べようにもありませんが、弊社も昨年創立30年を迎えました。何の手も打たないで、こまねいているだけでは明日はないとが常々の思うところです。私もここで初めて経営指針の成文化を果たしました。奇しくも55歳、ある意味では企業再生のきっかけになれたらと強く願っています。まずは一にも二にも行動ありきです。


社長の心得7ヶ条その3

[2005年04月14日(木曜日)|No.768]

 その3は”社長は、人材育成を最重視すること”です。
採用から育成へと、人を育てるのは大変です。しかし他社にはできない、あの人でなくてはできないモノを作り上げるのは、やはり人という要素を欠かすことができません。
 
中小企業家同友会が掲げているところでは、共育という大きなテ−マがあります。
これは経営者も社員も学ぶところには、何も変わりのあるものではないといった発想を原点としています。従ってお互いの立場になって、物事を考え進めていかなければなりません。もちろん各種研修についても、どちらか一方ではなく、お互いが受講していけばそれぞれの立場が少しでも解り合えるということになるわけです。
 
始めは他所と同じでも、何年か経てば必ず積み上げているものがあるはずで、そこに技術力とか信用が育まれ、必ず差別化できるものと説いています。
自分の経験でも、人を育てるのはそれなりの忍耐と根気が必要です。かつてはやっと育て上げた人間が、さあこれからといった所で独立していった苦い経験もあります。それでもまた新たに一から積み上げていかなければいけないのが、経営者の宿命です。やはり、人材育成はあきらめることなく、挑戦し続けなければいけないことでしょう。


挨拶の大切さ

[2005年04月13日(水曜日)|No.767]

 ”挨拶をしっかりして元気のよい会社になろう”とが昨年の我が社の年間スロ−ガンでした。
1年経っても未だにできそうでできないのが、この挨拶です。
 
朝、お互い顔を合わせたら「おはようございます」、誰かが出先から帰ってきたら「お帰りなさい、お疲れさま」そしてお客様などが会社に見えたら「こんにちわ、いらっしゃいませ」
こうした簡単な挨拶がなぜ、すんなりとできないのか不思議です。
 
こうした基本的なことができなければ、会社に元気など生まれるわけはありません。社内外注さんや、パ−トさん達等、その徹底が難しいことがないわけでもありませんが、せめて正社員の皆さんだけでも実践を心がけていけば、自ずとその雰囲気は伝わるというものです。
 
出張から疲れて帰ってきても、お互い顔を見合わせるだけでなく、どこからとなく「お疲れさま」の言葉が飛び交うようであれば、疲れもどこかに吹っ飛び、また元気よく明日の仕事に繋がります。
「言うは易し、行いは難し」ですが、あきらめないで根気よく、その実践に努めたいと思います。
そしていつの日か、誰が会社に来られても、元気のよい会社ですねと言って頂ける、ちょっと素敵な会社になることを願っています。


あきれた話

[2005年04月12日(火曜日)|No.766]

 とんでもない人がいたものです。牧師による婦女暴行事件の話です。私は何が許せないって、こうした聖職の仮面を被って悪さを働く人間が、一番許せません。
 
聖神中央教会というのでしょうか、この宗教団体の主管牧師というから、あきれた話です。
ニュ−スによると、自宅からもわいせつビデオ等が発見されたと言います。またその暴行は信者を対象に15年ぐらい前から繰り返されていたといい、成人女子からだんだん逆らうことのできない未成年者に変わっていったとのことです。また被害女性の証言によると、「これは祝福だ」と言って犯行に及び、その愚行に逆らえない雰囲気を作り出していたと言います。
 
本当にあきれた話です。とても比べるような話ではないのですが、同じ聖職に就く身として、ここで亡くなられ、全世界の人々が嘆き悲しんだロ−マ法王ヨハネ・パウロ2世とは、ずいぶんと隔たりのある話です。私は普通の人の罪より、ずっと重いものと考えます。昔流に言えば、市中引き回しの上、張り付け獄門の刑でも十分でしょう。とにかく、人々に人間はいかに生きるべきか、説いている身でのこうした愚行は、本当に許すことのできない犯罪です。


中国の反日運動

[2005年04月11日(月曜日)|No.765]

 この週末は素晴らしいお天気で、各地で絶好の花見日和だったことと思われます。
土曜日、ちょっと仕事で秦野に出掛けたのですが、市内真ん中を流れる水無川って言うのでしょうか、この川沿いには見事な桜並木が連ね、それぞれがシ−トを拡げ、お弁当などを楽しむ光景をいっぱい見ることができました。
 
のどかで本当に良いものです。通りがかったこちらまでが、思わずウキウキするから不思議です。
これが日本人的感覚なのでしょうね。
 
さて、のどかな日本とは異なり、中国では反日デモがどんどんその勢いを増しています。日本人の留学生だと聞いただけで殴られたり、日本からのレストランやス−パ−にまで被害が及んでいます
また日本製品をボイコットする不買運動まで起こっています。
一体どうしたというのでしょうか。尖閣列島問題や、日本の安全保障理事国入り等の問題がそこに潜んでいるのでしょうが、今なぜと思わされてしまいます。確かに首相の靖国参拝など、神経を逆撫でしているようなこともあります。
 
ある人がこんなことを言っていました。だんだん戦争を直接知らない世代が増えてきているだけに陰で火をつけている政府の動きがあるのではないだろうかと。とにかく、事態が早期に収拾されることを望みます。私事ながら、外大に通う娘の外国語選択は英語の他にもう1つ中国語と言います
それだけ、中国がグロ−バルになってきたということではないでしょうか。そうしたことにも水を差す出来事です。常任理事国の件でも、何でもアメリカのイエスマンになっている日本の独自性といった課題は抱えていますが、そんなに目くじらを立てることもないでしょう。時は春、もっと優雅に事を運びたいものです。でも相手は中国、優雅などと日本人的感覚を言ったところで、きっと解ってはくれないでしょうね。


プロ野球から

[2005年04月08日(金曜日)|No.764]

 新生プロ野球が盛り上がっています。セリ−グも開幕してから1週間が過ぎました。
こんなはずではないと思っているのが、ジャイアンツでしょう。戦前の予想以上に、抑えの投手陣が打ち込まれ、逃げ切れない試合が続いています。1勝5敗ですか、最悪のスタ−トを切ったかに見えますが、私達アンチ巨人ファンにとっては面白い展開です。と言うのも、この投手陣さえ立ち直れば、やはり何と言っても実力は巨人が第1だと思います。ペナントレ−スはまだまだ始まったばかり、長いシ−ズンを考えれば、このくらいのハンディがあってちょうど良いのではないでしょうか。
 
そんな中で、1つだけ気になるのが清原選手のピアスです。別にピアスを身につけるのが、どうのこうの言うほど、私も頭は硬くありません。たぶん大リ−グ・ジャイアンツのバリ−・ボンズを真似ているようなものでしょう。でも清原選手はいかがなことかと思います。元々、野球選手が余分な装飾品を身につけないのは、プレ−に危険なものが伴うからです。接触プレ−や交錯した際、自分ばかりでなく、相手も傷つけてしまうからです。従って高校野球などは一切ご法度になっています。
 
私達の多感な時代、長嶋や王選手に憧れたように、清原も子ども達にとっては憧れのスタ−プレ−ヤ−です。その影響力の凄さをもっと考えてもらいたいものです。まずその物まねから入っていくのが初歩の段階です。ですから、こうしたことを考えた場合、自分自身がしたければ何をしてもよいとは言えません。それがスタ−の宿命でもあり、しっかりと考えていかなければいけないことではないでしょうか。


個人情報保護法

[2005年04月05日(火曜日)|No.763]

 ご承知の通り、4月1日より個人情報保護法の法律が施行されました。私達、事業主にとっても社員のプライバシ−の扱いに特に注意しなければなりません。
 
昨年秋だったでしょうか、社員が行った健康診断の結果、一部再検査等の指摘があった為、遅くなったのですが昨日、この社員と一緒に病院に出掛けました。まず指摘されたのが、こうした診断結果の扱いです。昨年はまだ保護法施工前でしたので、事業主に一括で郵送され各自の診断結果を目にすることができました。でもこれからはプライバシ−尊重のため、こうした結果も一人ひとり封をして事業所に送らなければならないと言われていました。
 
この為、その診断結果が果たして良かったのか悪かったのかも、これからは事業主は把握しにくくなると思われます。もちろん全く許されない内部デ−タにまで及ぶことはありませんが、せめて責任上、善し悪しだけは判っていたいところです。こうした点を立場上相談しましたら、予め社員との間で、異常ありか否かの結果だけは事業主に知らせてよい、との約束を取りつけておけば可能だと話されていました。
 
従って医師は、今までは気楽に身内や親しい人に結果を話していたのが、それも適わないそうです。もちろん夫婦間でもタブ−です。よく考えてみると、決してその関係が良好な人ばかりではないことから、肯けることでもあります。でもこれも世の中の多様化に伴ってのことでしょうが、何かややこしい時代になってきたものです。
 
明日から2日間、出張等で会社を留守にするため、カキコミを休ませて頂きます。


趣味の効果

[2005年04月04日(月曜日)|No.762]

 雨が降るのではないかと危ぶまれた昨日でしたが、良いお天気で、102チ−ムが参加している沼津市町別ソフトボ−ル大会が予定どおり行われました。
 
私もこう見えたって、まだまだ現役の選手で頑張っています。1回戦は24−2で楽勝したものの、2試合目は昨年優勝チ−ムが相手です。初回こちらが7点取り、優位に試合を進めていましたがやはりつまらないミスが命取りとなります。最後もミスで結局11−12で敗れ去りました。野球もそうですが、競れば競るほど守りの要素が鍵を握るものです。
でもソフトボ−ルをやっている時って、私は大好きです。久しぶりの思い切った休みを取れた昨日でしたが、何よりもその時は頭の中が空っぽになります。日頃の煩わしいことや、ちょっとくさくさしたことがあっても、良い気分転換が図られます。このことが幾つになっても捨てられないものとなっている所以です。
 
経営者は胃潰瘍を患うぐらいでないと一人前とは言えないと、指摘される方がいます。私はそういった意味では一人前とは言えないかもしれませんが、このソフトボ−ルのお陰でストレスは発散できるし、心身共に健康的とも言えます。それで十分だと思っています。シニアとかハイシニアと言って、60過ぎても70歳になってもやり続ける、この愛好者は増えています。少しでも節制に努め、できればその仲間入りができたらと思っています。


「愛・地球博」その2

[2005年04月01日(金曜日)|No.761]

 今日から4月、いよいよ春本番です。愛・地球博も開幕してから1週間が経ち、一層その賑わいを増しています。小泉首相がこの開幕時に訪れ、ある1つの指摘をしました。
 
今週号の小泉内閣のメルマガにも載っていましたが、会場では家で作っていったお弁当などを持ち込めません。これについて見直すように指摘したのです。総理が持つ一言の影響力のすごさを改めて感じています。この一言で、弁当持ち込み制限を解禁する方向に動いていると言います。
 
確かにいくらテロ等の恐れがあるとは言え、家で作っていったお弁当を会場内で拡げることが、できないのは残念なことです。子ども達も遠足などで出掛けることでしょう。そこでお母さんが作ってくれた、愛情いっぱいのお弁当がないのも寂しい話です。それに会場内は大変混雑していると聞きます。これはパビリオンに限ったことでなく、たぶん飲食店でも同様なことと思われます。
見学に待たされ、食事までお預けを食らったら、人々の不満は募ることでしょう。
 
首相もたまにはいいことを言うものです。こうした感覚は、今までの首相にない庶民的なものを感じますが、リチャ−ド・ギヤとのダンスのような、例によってのパフォ−マンスがないわけではありません。めざす政治にも、より本質を追求してもらいたいものです。それにしても、首相の鶴の一言でお弁当の持ち込みが許されたら、高くてうまくないなどと、あまり良い評判は聞いていませんが、会場内の各飲食店は恨めしく思うことに違いありません。