会長の”三行日記”

2012.08.08

同窓会総会より No.2260

2日間お休みを頂き失礼いたしました。ロンドン五輪はだいぶ盛り上がっていますね。金メダルが少ない日本なのですが、銀や銅はいつもより多いみたいです。金より良いのが銀、また金と同じなのが銅ということにしておきましょう。
 
さて先週の土曜日、母校・沼津東高の同窓会総会がありました。何と今年の参加者は総数496名と聞きました。一同に会す懇親会は全員が着席形式のため、リバ-サイドホテル4階の1フロアからははみ出してしまう始末です。
 
年々参加者が増えて盛況になるのは嬉しいことですが、会場のことを考えると少し頭を痛めることでもあります。今年の記念講演は私より2級下の当番回期から、現在、聖路加国際病院の院長を務める福井次矢氏によるものでした。
 
演題は「病気にならないために」と題して行っていただきましたが、私たちの身近の問題であるだけに、皆さん結構真剣に耳を傾けていたものです。
 
院長である福井さんは、あの日野原先生のお弟子さんでもあるわけですから、100歳を過ぎても依然矍鑠としている先生のことは誰よりも知り尽くしている方です。
 
そんなことからも、健康というテ-マについては興味深く聴かせていただきました。患者さんから採取した、生活習慣と死亡率というデ-タによると、下記の7項目がその率を低めている要因とのことです。
 
① 睡眠時間 7~8時間
② 喫煙しない
③ 適正な体重
④ 適度の飲酒
⑤ 間食をしない
⑥ 朝食をとる
⑦ 定期的な身体活動

 
④の適度の飲酒とは、飲み過ぎてはやはり駄目ですが、2合ぐらいまでの量なら構わないとのことです。また私たちの年代となると、ジョギングなどより、むしろ早めのウォ-キングで30分ぐらい、薄っすらと汗を掻く程度の定期的な運動が良いと言います。
 
その他、日野原先生の「10の生活習慣」にも触れていました。①小食 ②植物油をとる ③階段は一段飛びで ④早足歩行をする ⑤いつも笑顔で ⑥首を回す ⑦息を吐き切る ⑧集中する ⑨洋服は自分で購入する ⑩体重、体温、血圧を測る
 
これらの習慣を仕事等、先々の予定まで立てながらやり続けているわけですから、日野原先生はお元気でいつも気が張られているわけです。やはり日頃の積み重ねが何よりも大事なものです。