会長の”三行日記”

2012.08.30

メリハリ No.2266

ゴムがずっと伸びたままでは駄目になってしまうように、私たちの生活にもメリハリが必要です。忙しい仕事に追われている中にも、リフレッシュできる材料があるとないとでは、その後に続くものが違うというものです。
 
私も去る25~26日の2日間、ちょうど試運転等、仕事の絡みもなかったことから、山梨県の石和で行われた、ソフトボ-ルのシニア全国大会に行ってまいりました。
 
私自身は昨年に続き2回目の参加となるわけですが、土曜日2試合、日曜日2試合の計4試合も、この暑いさなか、奮闘してきたのです。
 
聞くとこの大会は結構歴史があるらしく、今年は迎えるところ第14回とのことです。元々は石和温泉旅館協同組合が年々不況でお客が減少していく中、町興しでかつての賑わいを取り戻そうと発案されたものと思われます。
 
試合前日の24日金曜日から行っているメンバ-もいて、この日に開会式が行われます。そして全国各地から集まる80余りのチ-ムが、それぞれの温泉旅館に振り分けられるのです。
 
我がチ-ムも金曜日から10人、そして土曜日の早朝、こちらを発っていったのが16人と、計26人ものメンバ-が乗り込んでいったのです。
 
ですから会場は複数箇所に分かれて、ブロックごとにリ-グ戦を行ない優劣を競うのです。我がチ-ムの結果は幸い4戦全勝で、見事ブロック優勝を飾ることができました。
 
気温が35度を超える炎天下の中、高校野球の球児たちと違って、きつくないと言ったら嘘になりますが、試合にのめり込んでいくうち、暑さも忘れるほど夢中になるものです。
 
特に最終試合として行われた決勝戦など、どちらも3戦全勝同士の対決です。こうなると最初はそれ以前で負ければ早く帰れるだけに、負けて終わってゆっくり温泉に浸かって帰ろうなどと言っていたメンバ-が、口とは裏腹に俄然、本気モ-ドに変わるのです。
 
こうして私自身も、良いところで駄目押しのタイムリ-が出たことで、疲れも忘れて気分良く帰ってくることができたのです。特にチャンスでここ一本というところで、会心のバッティングができると、自分もまだまだできるという自信が生まれます。
 
このまだまだやれるという自信が、単なるソフトボ-ルの世界に限らず、日常的にも後に続くのではないでしょうか。お陰で翌日の月曜日は、朝早くから打合せで鶴見に出掛ける予定になっていましたが、疲れも忘れ、気持ちよく車を走らせて行ったものです。