会長の”三行日記”

2012.12.27

今年を振り返って No.2336

明日が会社大掃除のため、本日が今年最後のカキコミとなります。今年も1年間いろいろとお世話になりまして有難うございました。やはり振り返ってみて、今年は激動の年ではなかったかと思います。
 
第一に長年連れ添ってくれている女子事務員が、年が変わってすぐの1月下旬に倒れてしまいました。幸い後遺症はほとんどなく8月中旬に復帰できたものの、その間、多くの人たちにもご心配をお掛けし、励ましの声も頂きました。
 
半年以上の長期離脱は会社にとっても、資材調達等を預かる立場からいろいろと大変でした。また会社の窓口となる電話応対にも彼女が出られなかったことから、お客様にもご迷惑をお掛けすることが少なくなかったことと思われます。
 
改めて彼女の存在を思い知らされたものです。それから昨年12月より中国から再来日した、弊社技術員、劉慶くんの目覚しい成長ぶりについても触れなければいけません。
 
3年間の研修期間を経て一時帰国したのが、ちょうど東日本大震災の起こった直後でした。そのときの空港での模様はこの欄でも触れたかもしれませんが、彼以外のほとんどの外国人はまるで日本から逃げ出すような慌てぶりでした。
 
でも彼は無事研修期間が終わり、たまたまその時期が重なっただけですから、お互いの再会を固く約束して別れたわけで、別れという感傷的なものは一切ありませんでした。
 
ただ中国内での諸手続きが思ったより手間取った関係で、再来日には半年以上の期間を要してしまいました。その間、彼は自国で結婚までして、日本でのその後の生活も描きながら準備をしてくれていたのです。
 
こうして正式に技術員として再入社したわけですが、決して割り切った仕事ぶりだけではなく、本当によくやってくれています。日本語の習得も優れていて、来年か再来年、顧客の中国工場進出計画に向けては単なる技術員としてではなく、大きな力を発揮してくれるのではないかと思っています。
 
また私個人的には夏から秋に掛けて、いっぺんに二人の可愛い娘のおじいさんになることができました。長女の娘が8月、そして次女の娘が11月に誕生したのです。この欄でも初めの孫については紹介させていただきましたが、どちらも本当に可愛い存在です。
 
長女の方が由稀(ゆき)、そして次女の娘が羽菜(はな)と呼ぶわけですが、二人の存在で家の中がこんなにも和むかなと思えるほど、賑やかになるものです。
 
こうして孫とともに迎える初めての正月ですが、来る年が穏やかで皆の無事息災を何よりも願いたいものです。今年も1年間、いろいろとご愛顧をいただき、有難うございました。どうぞ皆様も良いお年をお迎え下さい。
 
来年は1月7日より営業となりますが、8~9日は年始の挨拶回りのため、カキコミは9日より再開します。よろしくお願い申し上げます。