会長の”三行日記”

2013.03.14

お年寄りの楽しみ No.2361

お陰さまで家内が地元でやっている、ひだまり亭というボランティ事業も、もう少しで1年が経とうとしています。その間、多くの関係者、特に全くの報酬なしで働いていただいている12名ぐらいのスタッフの方々などには、本当に気持ちよくご協力とご支援をいただき、心より感謝しております。

私も出張や会社から離れることがなければ、お昼にこのひだまり亭に出掛け、昼食を頂いているのですが、毎回顔を会わせる常連さんの方々と日に日に親しさが増しているものです。

そんな皆さんからの相談を最近受けていたのは、高齢の方々を中心として行っている、週に1回のカラオケ教室が最近途絶えているというのです。それはカラオケの装置がうまく動作しないからです。

そのような話を聞いていながら、自分自身の仕事が忙しかったので、なかなかその不具合の状況を見ることができなかったのですが、今日のお昼になってやっと装置を少し覗いてみました。

レ-ザ-カラオケとディスプレイとして使っているテレビとの接続は全く問題ありません。ところがレ-ザ-ディスクを挿入しても、曲のチャンネル番号は出るのですが、肝心の映像と音声が全く出てこないで、そのうちSTOP表示が出てしまいます。

こうなるとカラオケ装置本体にある読取装置に異常があり、レ-ザ-ディスクからの信号を受け付けることができないものと思え、専門でない私には手が負えません。このため社に戻ってから、この装置のメ-カ-であるコロンビアをネットで探してみました。

そうしたところ、そのホ-ムペ-ジに平成16年3月末日を以って、レ-ザ-ディスク及び関連装置の製造は一切中止したとの表記がありました。でも何とか食い下がる道はないものかと思い、その問合せ先にメ-ルで送ってみました。

また送った後に装置関連の修理の連絡先を見つけたものですから、この辺で管轄になってる名古屋の部署に、電話をしてみました。そうしたところ、現象から判断すると、これは読取装置の寿命以外考えられないとのことで、しかも製造がもう何年か前に中止していることから、保守部品もないし修理は一切できないとの返事です。

自分なりに、週に1回でもこのカラオケ教室を楽しみに集会所に集まる方々のために、何とかしてあげたいと思ったのですが、これでは全くのお手上げ状態になってしまったのです。どなたか、ご自宅に眠っているレ-ザ-カラオケ装置をお持ちの方はいないでしょうか。

もし、いらっしゃったら是非、ご連絡をいただきたいと思います。お年寄りのささやかな楽しみを奪いたくなく、また再び楽しんで喜んでいる姿を眺めたいと思っています。厚かましい話で恐縮ですが、よろしくお願い申し上げます。