会長の”三行日記”

2014.05.19

悲願の優勝 No.2568

 週末の土、日曜日、すこやか健康長寿杯というシニアソフトボ-ルの県大会があり、我がチ-ムの沼津片浜シニアが見事、優勝を果たしました。昨年は決勝で敗れ、惜しくも準優勝で全国まで行けなかったのですが、やっと今年その悲願を達成することができました。

シニア大会といえども、県のここまでの大会となると結構、レベルの高い試合になるものです。土曜日に吉田、藤枝のチ-ムに勝ち、迎えた昨日、準決勝、決勝とどちらも1点差の緊迫した試合でした。決勝は焼津のチ-ムでしたが3-5でリ-ドされていた最終回、相手投手の連投からの疲れもあり、少し乱れ始めた間隙を縫って逆転サヨナラ勝ちを収めたのです。

悔しかったのが5-5と追いつき、なおも、0死満塁で私の打順に回ってきたのですが、打てなかったことです。気持ちの上では追いついたわけですから楽になっていて、よ-し俺で決めてやろうと思って打席に立ったのですが、やはり力んでいたのか、三塁ゴロのホ-ムゲッツ-という最悪の結果になってしまいました。

でも2死になってしまって、ちょっとム-ドが悪くなりかけたところをネクストバッタ-が救ってくれました。見事センタ-前のタイムリ-でサヨナラ勝ちを収めたのです。ですから打ったこの選手はナインからもみくちゃにされるほど、祝福されたのです。

お蔭で私は助けてもらったのですが、優勝できて嬉しい反面、正直、悔しさも残ったのです。やはりここ一番という場面で打たなければいけません。でも1回戦など私も先制のタイムリ-など2打点も上げて、それなりには貢献したのですが、一番目立つ場面で打たなければいけないものです。おいしいところを全部この選手に持っていかれました。

こうして10月の3~5日の期間、栃木県で開かれる、ねんりんピック栃木に出場することになったわけです。このすこやか健康長寿杯という県大会はこの大会の予選を兼ねていて、ソフトボ-ルの場合は足利市で開かれることになっているのです。

そしてこのように優勝したのはとても嬉しい喜ばしいことなのですが、監督、コ-チには次の頭を痛める問題が待っていました。ねんりんピックの出場登録が1チ-ム15人だと言われるのです。前にも触れたかもしれませんが、我がチ-ムは総勢では30名近い部員を抱えています。

私のようにいつも試合に出させていただける人間はよいのですが、何と言ってもチ-ムを支えてくれているのは目立たない陰での仕事をコツコツとやってくれている人たちのお陰です。もちろん希望する人たち全員で現地に乗り込むつもりでいますが、県からの他の種目の参加者との兼ね合いなどもあって、宿泊や移動方法などに制約が出てくるかもしれません。

このへんがチ-ムの監督たち首脳陣が、頭を悩ます問題になるかもしれないからです。この2日間も一度も試合に出れない人を含め、20数名の方たちが駆け付けてくれています。いわばそうした全員のチ-ムワ-クの力で勝ったとも言えるわけで、何とか良い方法が見つかることを願っています。でも優勝するってやはり気持ちの良いものですね。