会長の”三行日記”

2016.03.04

お雛祭り No.2818

 昨日は3月3日の雛祭りでした。お客様と一日出掛けていたため、カキコミができませんでしたが、家に戻ったらご覧のようなお雛様が輝いていましたので記念に写真を撮っておきました。

左側のお雛様が私の長女のために30年ぐらい前に、家内の実家から贈られたものです。

父は大したことないと言われていますが、今お店などで見ると、結構高額で売り出されていますから、えらく散財をお掛けしたと今更ながら思っています。

そして右側の写真で、市松人形が長女の第1子(初孫)のときに、また2対の木目込み人形が今年、第2子の双子(真歩と志帆)のために、私たちから贈ったものです。

贈ったとはいえ、今ではこうしたお雛様を普通の若い夫婦の家では飾る場所がないようです。従って夫婦二人だけの我が家のような、そんなに大きな家でなくても空いている部屋がなくてはこうして飾れないのです。

これを飾ったばっかりに、寝るのにも困ったら元もこうもないからです。でも予めそんなことも考えていたから、長女のときには7段飾りのようなものではなく(もっとも予算的にも無理でしたが)、場所もくわない市松人形にしたのですが、それすら飾れない始末です。

こうして今回、二人目、三人目の双子ゆえにどんなものにしようか、結構、考えさせられました。いずれは二人が大きくなったとき、分けられるものでなくてはいけないと思ったからです。

そんなとき、人形店の方が素敵な提案をしてくれたのです。木目込み人形というものを対で揃えたらどうかと言ってくれたのです。私はこの木目込み人形というものをあまり知らなかったのですが、大きさ的にもちょうど手頃で、しかも可愛らしいのです。

木目込み人形を調べたら以下のように書かれていました。桐塑または木で作られた人形に、衣服の皺や模様の形に本体に筋彫りを入れ、筋彫りに目打ちなどで布の端を押し込んで衣装を着ているように仕立てた人形ということです。

こうしてこの人形も我が家に飾るはめになったのですが、お陰でこのところ華のない我が家にも、きらびやかな雰囲気が戻ってきました。やはり女の子ならではのもので、可愛い彼女たちの存在に感謝するものです。