社長の三行日記

2017.06.06

政局のゆくえ(田崎講演からその1) No.2937

 ちょっと時が経ってしまいましたが、時事通信社特別解説委員の田崎史郎さんの講演を聴く機会がありました。TBSの昼番組の「ひるおび」や、フジテレビ系の「めざましTV」などに出演されているキャスタ-です。

演題は「これからの政局のゆくえ」というものですが、まずご自身が現政権の安倍首相や菅官房長官と強いパイプを持っていることを紹介していました。菅さんとは初当選以来のつきあいで長いものですが、安倍さんとは2008年秋以来のつきあいと言っていました。

この安倍さんは2007年で一度退陣したわけですが、総理を辞めた途端、浜辺の波がサッと引くようにして多くの取り巻きが自分から去っていったと言います。そのくらい権力の中枢にいると居ないとでは大きな違いがあるわけです。

でも田崎さんはそれ以降のつきあいで、2012年まで3か月に1度ぐらい食事を共にしていたそうです。そしてどんな記者を信用するかと問うてみたら、自民党が野党時代に来てくれた人と答えたと言います。

このように政治家は不遇の時もあるということです。そして政治はこうした情と2つのり(利と理)で動いていると述べていました。利はいわゆる打算です。またもう一つの理は正しいかどうかという判断です。

こうした意味で政治家という人格・人間性が反映して政治を動かしているわけで、その人間性が分かった方が政治が分かりやすいと言います。つまり人間として信用されているかどうかが大きな要素なのです。

こういった点で自民党内で全く信用されていないのが小池百合子さんだと言っていました。近頃、都民ファ-ストの会を立ち上げ、自民党にも離党届を出していますが、権力を持っている人に近づいてくるのが今までのやり方だと指摘していました。

それが政治家として判断を間違えたのが2012年9月に行われた自民党総裁選で、当初安倍さんを支持していたのだが途中から石破さんに変更したことです。ですから自民党では不遇の扱いから都知事への道を選択したのではないでしょうか。

一方、すこぶる評判の良い人に小泉進次郎さんを挙げていました。まだ35歳ながら大変な努力家だということです。議員会館の自室でも、この人はバランスボ-ドに立って仕事をしているそうです。それは日頃の運動不足を解消するためです。

また先のアメリカの日本大使でもあったケネディ-大使との食事会でも、その英語力は堪能で単に留学しただけの知識ではないと言われていました。これから大いに期待される政治家ではないでしょうか。

この他、生前退位の問題やアメリカのトランプ政権との関係、また安倍政権の今後について等、いろいろと語っていましたが、詳細は後日に回します。てっきり私より年上だと思っていた田崎さんですが、実は同じ1950年生まれですが学年は1つ下だったことに少し驚きでした。

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