会長の”三行日記”

2011.07.22

ベスト32で潰える No.2049

カキコミが遅くなりましたが、今年も我が校の夏が残念ながら終わってしまいました。今日の島田球場での第1試合、仕事先の挨拶回りを兼ねて、早朝よりその応援に出掛けました。
 
対するは先日も少しお話ししたシ-ド校・静清高です。先攻の初回、いきなり先頭打者・佐藤君の三遊間安打を2,3番で3塁まで進め、4番の大庭くんが見事にセンタ-前に打って、まず1点先取しました。
 
ここまでは2回戦の良い流れを引き継いでいて、まずは良い出だしだと思ったのですが、その裏が少しいただけません。相手の先頭打者の遊ゴロをがっちり捕ったまでは良かったのですが、スロ-イングが悪く一塁に高投。
 
一塁手は何とかこれを抑えてランナ-にタッチしたのですが、この球がグラブから抜けてしまったのです。ですから良い流れはここでブッツリと止まってしまって、簡単に2塁にバントで送られた後、3番がセンタ-前ヒットでまず1点。
 
そして球が甘かったのでしょう、続く4番が打った瞬間に分かるような、ライトスタンドに入るホ-ムランで、あっさりと3点を入れて逆転されたのです。
 
以後、こちらの攻撃は走者を出すものの、なかなか決定打が出ず得点に結びつきません。一方、静清の方は下位打線は何とか抑えていましたが、やはり上位につかまってしまいます。
 
また当たりが強烈なせいか、なかなかこちら側の守備もグラブが手につかず、それに3番、4番の鋭い打撃が加わって1点、2点ずつですが、徐々に点差は開いていってしまったのです。
 
そして結果は8回コ-ルド1-8で敗れ去ったわけです。このように明らかにその地力は違っていましたが、眺めていて、必ずしもコ-ルドゲ-ムまでになる試合だとは思えませんでした。
 
それには何よりもこちらのミスをなくすことです。明らかにこちらより力のあるチ-ムと対戦するには、まずベストの守りをすることが不可欠なのです。やはりこちらからエラ-して自滅していては、勝負にならなくなってしまうわけです。
 
でもこちらの3番の湯山君は相変わらず巧いバッティングをしていました。4番の大庭君と共にそれぞれ2安打ずつ放っていましたが、ここで高校野球を卒業しても、そのセンスの良さから、その上でも是非野球をやり続けてもらいたいものです。
 
このように、残念ながら我が校の夏は終わってしまったわけですが、たとえ練習量は他の学校に劣っていても、もう少し勝ち抜けるヒントは他にもあるはずです。とにかく、ここで投手は作り直さなければいけないものですが、守りの強化と併せ、捲土重来で何とか秋に備え、もう一度鍛え直して再出発を図ってもらいたいと願っています。
 
何とか調整がつきましたので、来週25日より1週間は、かねがね機会があればと願っていた、東北被災地への支援活動に出掛ける為、会社を留守にします。戻ったらこの目で眺めてきた現実を紹介したいと思いますが、この間、カキコミは休ませていただきますので、ご了承下さい。