会長の”三行日記”

2013.02.26

お詫び No.2350

まずもってカキコミが長期間、滞っていたことを心よりお詫び申し上げます。その間、一部の方からは電話やメ-ルにてお問い合わせをいただき、何かあったのではないかと、ご心配をお掛けしてしまったのですが、何の前触れも無く、このように情報を閉ざしていて大変申し訳なく思っております。

大変有難いことなのですが、2月に入った途端、仕事がいろいろと輻輳し、私自身の気持ちに余裕が全然なくなってしまったのです。まずは大手のメ-カ-が納期が無いからと言って、断わった物件の引き合いを商社様から頂いたことから始まります。

私たち中小企業が大手と同じことをやっていてはと、是非私たちにやらせて下さいと、こちらからお願いをさせてもらい、先月末頃、見積を出させていただきました。正直、この時点で納期が2月20日前後と聞いていましたので、かなり危ないリスクの大きい仕事だと感じていたのは事実です。

でも新しいお客様でもあったし、大袈裟に言えばこれが私たち中小企業の生き残る道だと信じ、果敢にチャレンジをしていきました。そして仕様が何度か変わるたびにお客様との対応を繰り返し、最終見積を出して受注が決まったのが今月4日です。

それから部品等の手配をしていきながら、図面を書き上げ提出したのが、連休の最終日でもある11日なのです。またこのようなときに限って仕事が重なるもので、別の出張工事がこれに加わっていたのです。今になって数えただけでも、5日軽井沢、9~10平塚、12日同じく平塚、16日秦野、18~19平塚、20~21日違う物件で平塚、そして22日小田原と、いろいろな仕事に対応していかなければなりませんでした。

ですからリスクの大きい仕事に専念するわけにはいかなかったのです。でもお陰さまで何とかあちこちのお客様にもご迷惑をお掛けすることなく、無事仕事を済ませることができ、懸案の物件も21日に納入することができたのです。

これも社員の頑張りのお陰です。忙しくなると人手が足りないことから、出張や社内製作を同じ社員が兼ねなければなりません。ですから社内の製作を進めたくても出張に行かなければなりませんので、なかなかはかどりません。従って出張からの帰社後、疲れた体に鞭打って夜遅くまでこれに対応してくれたのです。

愚痴一つこぼさず、黙々といろいろな仕事に対応してくれた社員に、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。このように仕事が忙しくなればなるほど、社員の有難さを感じ、やはり会社は社員が創り出していくものと実感しています。

蛇足ながらちょうど同じ時期、かねてより検討していた会社HPのリニュ-アルを行いました。この三行日記しか更新されていないHPを、もっとビジネスの上でも生かせたかったからです。ですから言い訳がましいのですが、このカキコミにしても今までのものとは違い、入力方法がいろいろと異なることから煩わしかったのです。

馬鹿の一つ覚えのように、同じ手順でやっていたものとは違い、つい足も遠のきがちで、お断りのメッセ-ジすらカキコミできなかったのです。やはり歳をとってくると、環境が変わると急には対応できないものです。改めて深くお詫び申し上げます。