会長の”三行日記”
2011.04.22
たじたじ No.1997
元キャンディ-ズのス-ちゃんこと田中好子さんが亡くなられました。19年間ガンを患っていたにもかかわらず、そんなことはおくびにも出さず、女優業に励んでいました。何となく温かくなる人で、特に解散コンサ-トのときの「微笑がえし」が忘れられません。ご冥福をお祈りします。
さて、菅さんが福島県の避難所を訪れたのですが、避難されている住民の方から厳しい言葉を浴びせられていたのを、テレビや新聞でも伝えていました。
予定の30分が来たから避難所を立ち去ろうとしたとき、素通りされた男性から「もう帰るんですか」と呼び掛けられたのです。このため引き返して近くの女性に歩み寄ると、今度はその女性からも「無視して行かれる気持ちってわかりますか」と抗議されたのです。
その男性からも「なんでこっからまっすぐ行かれるんですか」と続き、「俺らはどうするんですか、ここにいるの」と咎められました。
こうした言葉を受け、菅さんは「いや、ごめんなさい。いや、反省させてください」と、動揺してタジタジだったそうです。
このように一向に埒の明かない原発事故処理ですから、余儀なく避難させられている人々の思いは痛いほどよく解ります。時の首相はそうした気持ちが少しでも解らなかったのでしょうか。
先に紹介させていただいた天皇・皇后両陛下の避難所訪問とはえらい違いです。このようなことを聞くと、やはりおざなりの訪問だったと言わざるを得ません。
とにかく迷惑を掛けているのだから、たとえ回る避難所は1~2箇所かもしれないが、全員の方々にせめてお詫びの気持ちを伝えなければと思っていたのであれば、こうはならなかったものでしょう。
やはり被害者の気持ちを読みきれていないのです。それと厳しい言葉ですが、その人に備わっている人間的な徳というものが不足しているのでしょう。人の上に立つ人、特に日本のトップたるもの、こうした未曾有の緊急事態だけに、迅速かつ適正な判断と広く温かい心が一層求められているものです。
2011.04.21
魅了するプロ野球 No.1996
プロ野球が開幕して10日が過ぎました。大震災の影響で少し開幕を延ばしたわけですが、東電以北管内は4月中ナイタ-中止でのやり繰りは、何とか問題ないように進められているように思えます。
こんな中、被災地・仙台に本拠地を置く楽天が良いスタ-トを切りました。阪神淡路大震災のときのように、「頑張ろう神戸」を合言葉に優勝までしてしまったオリックス同様、何とかこのまま突っ走ってもらいたいものです。
戦力的にも松井、岩村の大リ-グ帰りの両選手の加入が大きいと思います。それから主砲・山崎選手の飛距離もまだまだ衰えていません。
そして選手会長であり、守りの要でもある嶋捕手が開幕戦から逆転3ランを放ったりしていての大活躍です。「頑張れ日本、頑張れ東北」のスロ-ガンで、是非地元東北の方々に勇気と希望を届けてもらいたいと願っています。
一方、セリ-グの方は昨年のリ-グ覇者・中日が出だしから躓いています。幸先良いスタ-トを切った広島カ-プとは正反対に、ちょっとこの先少し心配されるような、モタツキを見せています。
また19日から始まった巨人-阪神戦はやはり見応えのあるものです。伝統の一戦と呼ばれるだけあって、これぞプロ野球と思えるところが随所に織り込まれていて、やはり野球から目が離せなくなっています。
ところで週間ポストに載っていたのですが、この巨人のエゲツない選手集めという手法も、元々はプロ野球と巨人軍の産みの親とも言われている、正力松太郎氏の意図するところではなかったと言われています。
常にジェントルマンを目指す野球として、日本を代表するチ-ムとしてアメリカに追いつき追い越せを目標にしていたとのことです。
それが誌面に登場した広岡達朗氏の話では、長嶋茂雄さんの出現から様相が変わってきたというのです。長嶋さんが一度クビになってから、ファンの戻せという声が凄かったそうです。戻さないと観に行かないぞとまでの声が少なくありませんでした。
こうして長島さんが復帰してから、勝っても負けてもお客は来るようになったというのです。そうとはいえ、球界の盟主を誇る巨人軍ということで、やはり負けてはいけないことから、そこまでやるかといわれるぐらいいい選手を集め続けていると紹介していました。
その結果、生え抜きの選手がなかなか育成されないという、大きな悩みがついて回るようになってしまっているのです。とにかく今はかつてのように、何でも巨人軍ということから抜け出しているように思えます。
この楽天や、斎藤佑ちゃんの入った日本ハムしかり、パリ-グだってずいぶんと魅了させるプロ野球となってきています。是非、プロはさすがだと誰しもが思えるプレ-を見せていただき、被災地の方々にも復興に向け、夢と希望を届けてもらいたいと願っています。
2011.04.20
火事場泥棒 No.1995
石巻の友人から、その後元気にやっているからとの連絡を頂きました。もっともその友人は現在は被災地の石巻から離れ、子どもさんが住む長野に一旦身を寄せられているのです。
話を聞くと、現地では私たちの想像以上の出来事が起こっているそうです。以前にも触れましたが、友人はちょうど地震のあった3月11日には仕事で東京に出掛けていました。
このためご本人は現地でその被害に巻き込まれなかったものの、翌日やっと繋がった、安否を尋ねた電話では、家や車は多分流されてしまったのではないかということでした。
そして交通機関がメタメタになった関係で、帰るに帰れないでいたのですが、5~6日経ってからやっと、新潟経由の車に同乗でき現地に向かったのです。
幸い石巻の自宅は流されず無事だったと連絡が入ったのは、その数日後でした。ところが何日も住めないと言うのです。たぶん、このようなことは少し報道管制が敷かれているのではないかと思われるのですが、現地での治安がだいぶ悪いと言われるのです。
被災者が避難して留守になった家に、勝手に他人が住みついているそうです。また友人の家は震災後ほぼ1週間戻らないでいた為、家の中の物が何もないと言うのです。それこそ下着の類まで誰かが持っていってしまったとのことです。
そしてこうしたトラブルから、一部には殺人事件まで発展しているケ-スもあるというのです。従って友人は怖くなり、早々にこの家を出たのです。また、たぶんこの家にはもう住めなくなるのではないかとまで話していました。
折角、被害に遭わず残った家でもこの有り様です。震災直後、世界中から暴動の起きないこの日本に賞賛の声が上がりました。でも実態は必ずしもそうばかりとも言えないのです。
よく火事場泥棒という言葉も聞きます。ドサクサに紛れて、人が被害に遭っているのに追い討ちをかける輩です。ニュ-スでもこの大震災に便乗して、義捐金詐欺のようなケ-スが相次いでいるとのことです。
こんな奴は本当に最低ですね。まさしく人間の屑とも言えるもので、捕まえたら極刑に科してもよいくらいです。私たちの知らないところで、こんな事まで起こっていると聞きましたので、ちょっと紹介させていただきました。
予期しない、このような様々なことがあると思われますが、挫けず負けないでもらいたいと願っています。
