会長の”三行日記”

2012.03.14

ちょっと良い話part88 No.2174

こんなプロポ-ズもあるのですね。ちょっと良い話に入れさせてもらいます。
 
あれは私の誕生日の6月5日。主人と付き合って3度目のバースデーのこと。いつもより少しいいお店でディナーをし、私の年齢と同じ25本の色とりどりのバラの花束をプレゼントしてもらった。

胸いっぱいお腹いっぱいの帰り道、主人はおもむろに車をUターンさせると、側道に車を止め、大阪駅前の陸橋に向かい走り出した。

私が「も~、どうしたんよ」と話しかけても全く無視。とりあえず私も汗だくでついていった。そして陸橋の真ん中についたとき・・・。

「りえ、あれ見て!」と主人が指差す方向に目をやると、「大スキなりえ、君とこれからの人生一緒に歩きたい。だからりえ、結婚してくれ!!」と駅前のマルビルの電光掲示板に流れているではないか!

あっけにとられている私に、主人は「結婚しよう」とささやいた。私はコクンと頷いて号泣してしまった。あとで考えると、あの日は主人はやけに腕時計を見て時間を気にしており、「早く帰りたいのかな~」と私は少し不安になっていた。

21時ちょうどにメッセージが流れるよう予約していたため、予定通りに陸橋に着かなくてはと焦っていたようだ。走っているとき携帯電話をずっと耳にあてていたのも。時報を聞いていたからだったそうだ。

主人の熱烈なプロポーズの甲斐あって、私たちは昨年結婚した。将来子供ができたら、必ず私のこの貴重な体験を自慢すると思う。これからの人生、二人で仲良くやっていきたいです!!

 
仲良きことは美しきかな」。こうやって結ばれることはとても喜ばしいことですが、できればいつまでも末永く添い遂げてもらいたいものです。一人のみならず、またまた姓が変わり、家を出て行きそうな娘の様子から、ちょっぴり寂しさを伴うものの、ただただ願うばかりです。